本日はこちらの記事を紹介。
Top 10 open source projects of 2014
(2014年版オープンソースプロジェクト トップ10)
Opensource.comがピックアップしたトップ10のようです。
取り上げられていたのは下記。
- Docker(コンテナ型仮想化ソフトウェア)
- Kubernetes(コンテナ管理)
- Taiga(プロジェクト管理)
- Apache Mesos(分散リソース管理)
- OpenStack(クラウドプラットフォーム)
- Ansible(構成管理ツール)
- ownCloud(オンラインストレージ)
- Apache Hadoop(分散フレームワーク)
- Drupal(CMS)
- OpenDaylight(ネットワーク仮想化)
Dockerは確かに去年話題になっていましたね。2番目のKubernetesはDocker等のコンテナを管理するツールなので、Docker系の話題が多かった1年という感じでしょうか。
Taigaはトヨタのかんばん方式を取り入れたプロジェクト管理システムらしいです(私は使ったことがないですが)。
Mesosは一言でなんと言えばいいのかわからなかったのでとりあえず分散リソース管理としておきました。分散環境におけるリソースの共有、処理の分散などを行ってくれるツールでTwitterでも利用されており、Hadoop周りでも採用されつつあります。
OpenStackはIaaSを実現するクラウドプラットフォームらしいです(よく知らない)。Ansibleはサーバ管理で良く利用されている構成管理ツール(これはもちろん知ってる)。ownCloudは自社でオンラインクラウドストレージを構築します(知らなかった)。
Hadoopは無視して、DrupalはCMSです。「WordPress vs. Drupal」なんて記事はけっこうよく見かけます。私はHTMLをベタ書きする化石時代の人間なのであまり触ることはありませんが。
OpenDaylightをネットワーク仮想化と書くと嘘な気がしますが、Software Defined NetworkingやNetwork Functions Virtualizationを実現してくれます。
こうして並べてみると、仮想化、分散関連に偏ってますね。私の周りでは去年はElasticsearchとSparkが強かったです。