2015年03月13日

Google Codeサービスが終了するようです

Googleの公式ブログ発表です。

Bidding farewell to Google Code
(さよなら、Google Code)

ブログ内でGithub移行ツールが紹介されているので、今後はみんなGithub使ってねという方針のようです。

The simplest way to migrate off of Google Code is to use the Google Code to GitHub exporter tool, which provides an automated way to migrate a project’s source, issues, and wikis to a new GitHub repo.

(Google Codeを簡単に他のサービスへ移行するには、GitHub移行ツールを使ってください。ソース、issue、wikiをGitHubに自動で移行できます)

SubversionやMercurialを利用している場合はgitに変換されるそうです。

その他、BitbucketSourceForgeに移行する手段もあるので、現在ホスティングされているプロジェクトは今後ボチボチと各サービスに移行していくものと思われます。

撤退の日程は下記のようにアナウンスされています。

  • March 12, 2015 - New project creation disabled.
    (2015/3/12 - 新規プロジェクトの作成を停止)
  • August 24, 2015 - The site goes read-only. You can still checkout/view project source, issues, and wikis.
    (2015/8/24 - サイトがリードオンリーになります。チェックアウトやソース、issue、wikiの閲覧はまだできます)
  • January 25, 2016 - The project hosting service is closed. You will be able to download a tarball of project source, issues, and wikis. These tarballs will be available throughout the rest of 2016.
    (2016/1/25 - サービスをクローズします。2016年の間は、ソース、issue、wikiをtarballにまとめたものをダウンロードすることは可能です)

ということで、閉じる時はスパッと閉じるGoogleらしい撤退っぷりですね。

2016年末まではtarballは生きているので、ダウンロードすらできなくなるまではもうしばらく猶予があります。

個人的には最近はたいていのプロジェクトはGitHubにあって、欲しいプロジェクトをGoogle Codeからチェックアウトする機会もめっきり減っていたので、そんなに困ることはない気がしますが、プロジェクトの管理者の方々は余計な手間が増やしやがってという気持ちになりそうな。特にgit以外を使っていた場合は余計な手間も増えそう。

posted by newsit at 12:34| linux