2015年04月30日

Fedora23でようやくPython3がデフォルトになるようです

Python3がリリースされたのは2008年12月のこと。しかし2との互換性がまったくない更新であり、多くの主要ライブラリがPython2にべったりだった為に、遅々として移行は進まず今でも2系を使う人が多いのが現状です。

それでも(全部ではないけど)主要なところは割と3系に移ってきた感がある昨今。Fedora23ではようやくデフォルトが3系になるようです。

Fedora 23 to Use Wayland and Python 3 by Default, Will Be Released in Fall 2015
(Fedora23はWaylandとPython3をデフォルトに。2015年秋にリリース)

Waylandはdisplay server protoco。GNOME3.18の目玉製品の1つのようです。

Python3については今のところはそうなりそうという見立てで確定はしていないようです。また、当然ながらPython2を継続して使いたいという人もいるので、3がデフォルトになった場合でもレポジトリには2も残る状態になりそうです。

Python 2 would be included in the main software repositories of the distribution for those who need it.

Python2を必要とする人も多いので、メインのレポジトリには残る予定です。

Ubuntuも基本はPython2が使われてますが、そろそろ3ベースに移っていったりすることはあるんでしょうか。

2と3どっちでも動くといいなぁという意識を持ちながらコードを書くのも疲れるので、早いところ全部移行してしまって欲しいところです。

タグ:python Linux fedora
posted by newsit at 07:00| linux