先日、我が家のペットがACアダプタのコードをかじって破壊するという案件が発生しました。
LANケーブルやUSBケーブルなら良かったんですが、ACアダプタは替えを取り寄せるのが面倒なので勘弁して欲しいです。
ペットによる電化製品の被害は、総額にするとけっこうな規模になっているそうです。
Pets are destroying tech
(ペットがIT製品を破壊する)
"The dog ate it" is a classic excuse for failing to deliver homework, but a new study shows that it also explains a good deal of damage to various items of technology.
「犬に食われたんだよ」というのは宿題を忘れた時の定形の言い訳だけど、この定型句、IT製品に使いまわすことができるかも。
中略
in the last five years, pets in Europe have been responsible for the destruction of £1.5 billion ($2.3 billion) worth of tech
過去5年間で、ヨーロッパのペットが原因で破壊されたIT製品の総額は15億ユーロ(23億ドル)に相当する。
1ドル=120円換算で2760億円という総被害額。かなり大きな市場規模ですね。Pet Destruction Market(ペット破壊市場)と名付けよう。
具体的には携帯電話やタブレットを破壊するケースなんかが多いようです。携帯電話をしっぽで払い落として故障させたり、猫が遊び道具にしてしまったり。
こうしたデータを見ると、ペット産業が盛り上がるとITにも好影響があるような気がしてきます。風が吹いたら桶屋が儲かる。
特にウサギはオススメです。やつらは「うっかり」ではなく「狙って」コードを破壊しにやってきます。野生のハンターです。
「電気羊はアンドロイドの夢を見るか」ではほぼすべての人がペットを飼う世界が描かれていましたが、景気回復とアニマルセラピーによる心療内科受診者の減少を目指してペットの義務化なんかをしてみると、経済や社会に好影響があったりするかもしれません。