先日、SourceForgeがAdware付きのGimpを配布するという話がありましたが、その後の展開。
Why big open-source projects are fleeing SourceForge's free software hub
(なぜ巨大オープンソースプロジェクトがSourceForgeを離脱しているのか)
本記事によると、直近でWineとNotepad++が離脱したようです。あんなことがあった後なので当然の反応ですね。
WineはWindowsアプリケーションをLinuxやMacで動かせるソフトで、最近はけっこうな種類のアプリが動かせるようになってきたと言われてますね。
Notepad++は名前の通りエディタで、日本だと秀丸、さくら、TeraPadなどとともに名前があがる有名ソフトです。
とはいえすべての有名プロジェクトが離脱しているわけではなく、VLCなどの人気ソフトがまだSourceForgeには置いてあります。これらに対して記事内では注意喚起が行われています。
Many open-source programs are still available for download from SourceForge, as the open-source license means SourceForge is allowed to host them. But many developers are advising everyone not to download from SourceForge.
まだたくさんのオープンソースのプログラムがSourceForgeからはダウンロード可能だ。しかし多くのデベロッパはSourceForgeからはダウンロードするべきでないと指摘している。
中略
“But we certainly don’t trust them one bit!”
私たちは彼らをまったく信用できない!
VLCに対してはSourceForgeから「他のソフトをBundleして資金を得ないか」という誘いがあり、VLC側はその提案を拒否するという話もあったのだとか。