海外でも普及しつつあるEmoji(絵文字)ですが、これを利用したプログラミング言語が作成されたそうです。
Someone on 4Chan is building an emoji programming language
(4Chanの名無しさんが絵文字プログラミング言語を作ったぞ)
Github上のプロジェクトはこちら。
プロジェクト名は4となっていますが、実際には絵文字のFOUR LEAF CLOVER(U+1F340 = 四つ葉のクローバー)が言語名になるようです。
下記はこの言語を使ってfizzbuzzをするサンプルコード。
4/sample_code/file/fizzbuzz.4c
うちの端末だと文字化けして読めねぇ……。
4chに画像版が落ちていたので、読めない人はこちらをどうぞ。
とりあえず絵文字だけですべてが表現されているようです。何も数字まで絵文字にしなくても……。
見た瞬間は「なんだこれ」という感覚になりますが、fizzbuzだとわかって読めば意外と理解はできます。
1文字目のループっぽい文字がforで、顔を変数として、1〜100になるまでカウントアップ。?がifで、5か3の倍数であれば、write(鉛筆)する。おそらく吹き出しがダブルコート。!?はelseif。!はelse。
初見でスラスラと読めてしまったところを見ると、絵文字がプログラミングに入るというのは発想としてはアリなのかもしれません。
その他にも、変数を格納する表現にはフォルダの絵文字(U+1F4C1 = FILE FOLDER)、フラグを立てる表現にはフラグの絵文字(U+1F6A9 = TRIANGULAR FLAG ON POST)が使われているなど、人種・母国語を問わず直感的にわかりやすそうな指定になっています。
まだ機能も少なくジョーク言語の状態ですが、将来的に言語仕様の一部に絵文字を取り入れる言語が一般化する前触れになったりするかも。