2015年07月30日

まもなくChromeでJavaプラグインが使えなくなる予定

FlashとともにWebの二大脆弱性として君臨してきたJavaプラグインですが、Chromeではまもなく利用できなくなる予定です。

World War 3: Chrome Vs. Java
(第三次大戦。Chrome Vs. Java)

After the release of Chrome version 45, you’ll need to use an alternate web browser to load content that requires a NPAPI plugin.

Chromeバージョン45リリース以降、NPAPIプラグインを入れないとJavaプラグインを使うことはできなくなるよ。

Chromeのバージョンは現在、43。あと2つ上がるとサポートから外れるようです。Chromeの更新は1〜2ヶ月に1度といったペースなので、秋には45になっていそうですね。

個人的には一部の将棋サイトでJavaプラグインが使われているので、これがなくなってしまうのは若干困りそうですが、まあ、SiliverLightどころかFlashですら消えそうな昨今なので致し方ないといったところでしょう。

ちなみにNPAPIというのはNetscape Plugin Application Programming Interfaceというクロスプラットフォームのプラグインですが、まあ、わざわざこれを入れてまでJavaプラグインをChromeで使うという人も少ないのではないでしょうか。

これに対してOracle側は、ChromeでJavaを使う方法を紹介したり、他のブラウザの使用を推奨したりしています。

we strongly recommend Java users consider alternatives to Chrome as soon as possible. Instead, we recommend Firefox, Internet Explorer and Safari

我々はJavaユーザにChromeの使用をやめて、代わりにFirefoxやIE、Safariを利用することを強く推奨する。

そうこう言っているうちにFirefoxからも切られたりしそうな気も。

posted by newsit at 07:00| linux